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Thermaltake「GR300」レーシングコックピット登場——本格シムレーシング環境をこの一台で完結させる

2026 3/02
デバイス ニュース
2026年3月1日2026年3月2日

シムレーシングに本腰を入れようと思ったとき、まず壁になるのが「コックピットをどうするか」という問題です。

ステアリングホイールをデスクに固定するだけの仮設環境に限界を感じている人、あるいはそろそろちゃんとしたセットを組みたいと考えている人——そんな層に刺さる製品が2026年2月27日に登場しました。

Thermaltakeが手がけるレーシングコックピット「GR300」シリーズです。国内代理店の株式会社アスクを通じて、本体フレームからモニターマウント、ステアリングホイール、オプションアクセサリーまで一括で展開される構成になっています。

目次

そもそも「レーシングコックピット」って何? シムレーサー以外にも刺さる理由

レーシングコックピットとは、リアルなドライビングポジションを再現するための専用フレームとシートのセットです。

ステアリングホイール、ペダル、シフターを実車に近い配置で固定することで、ゲームパッドやキーボード操作では得られない没入感が生まれます。

グランツーリスモ7、アセットコルサ・コンペティツィオーネ、iRacing、フォルツァ・モータースポーツといったタイトルを本気でやり込んでいる人には、すでに「コックピットは必需品」という共通認識があります。

ただ、問題になるのはコスト。本格的なコックピットは数十万円が当たり前で、入門向けとされる製品でも品質にばらつきがありました。

GR300が面白いのは、59,800円(税込)という価格帯でスチールフレームのしっかりした作りを提供してきた点です。

Thermaltake GR300の基本スペックと特徴

スチールフレームとリクライニングシート

GR300 Cockpitsは、耐久性重視のスチールフレームを採用したフレーム+シートのセット構成です。シートはPVC素材のレーシングタイプで、前後スライドとリクライニングの両方に対応しています。

「座面の高さや奥行きを細かく調整できる」というのは、長時間のセッションになればなるほど重要なポイントです。ドライビングポジションがずれると疲労がたまるだけでなく、ブレーキングの再現性にも影響が出ます。

その意味でフレキシブルな位置調整機能はただのおまけではなく、核心的な機能と言えます。

ホイール・ペダル・シフターのマウント構成

ホイールマウントは角度調整に対応しています。ペダルマウントも同様に角度が変えられるため、ヒール&トウのやりやすいポジションに合わせることが可能です。

シフターマウントは左右どちらにも取り付けられる設計になっており、利き手やゲームタイトルの仕様に合わせて選べます。

互換性という観点では、Logicool、Fanatec、Thrustmasterといった主要ブランドのシムレーシング製品に幅広く対応していると発表されています。すでにホイールやペダルを持っている人でも移行しやすい設計です。

専用オプションで拡張できる

GR300シリーズには、コックピット本体以外にも専用設計のオプションが複数ラインナップされています。本体を購入してから少しずつ拡張していける点は、長期的に見てコスパが良いと感じます。

GR300シリーズ 全製品ラインナップと価格一覧

製品名カラー予想市場価格(税込)
GR300 Cockpitsブラック/ホワイト各色 59,800円前後
GR300 Monitor Standブラック/ホワイト各色 5,980円前後
G6 Direct Drive Racing Wheel with pedals Bundleブラック89,980円前後
キーボードトレイ(Steel+Aluminum)ブラック/ホワイト各色 13,980円前後
フロアマット(Fabric)ブラック6,180円前後

全製品とも2026年2月27日発売です。モニターマウントが約6,000円、フロアマットが約6,000円、キーボードトレイが約14,000円という価格設定を見ると、オプション単体でもそこまで手が届かない価格ではない印象です。

G6 Direct Drive Racing Wheelってどんなホイール?

「G6 Direct Drive Racing Wheel with pedals Bundle」は、GR300シリーズに合わせて展開される直径13インチのステアリングホイールとペダルのセットです。価格は89,980円(税込)前後。

ダイレクトドライブ方式は、一般的なギア式やベルト式と比べてトルクの伝達がよりダイレクトです。路面のグリップ変化やタイヤの限界を手に感じられるため、走りのフィードバックが段違いになります。

コックピット本体と合わせると15万円超の出費になりますが、この価格帯でダイレクトドライブが選べるのはかなりコスパが良い方に入ります。正直、シムレーシングを本格的にやるなら「ダイレクトドライブに一度慣れると戻れない」という声は各所でよく聞きます。

Thermaltakeというブランドをシムレーサー視点で見る

Thermaltakeは台湾発のPCケース・冷却パーツメーカーとして知られています。「BCN AWARD 2026」のPCケース部門で8年連続最優秀賞を受賞しているブランドで、PCパーツ界隈ではかなり信頼のある名前です。

一方でシムレーシング周辺機器としての実績はまだこれからという段階。GR300はそのThermaltakeがシムレーシング市場に本腰を入れてきた製品と見ることができます。

PC周辺機器で培ってきた品質管理ノウハウをコックピットに注ぎ込んできた格好で、スチールフレームの剛性や耐久性には期待が持てます。「どこかで見たことのある格安フレーム」ではなく、ちゃんとしたブランドが出してきたという安心感は、長く使うものだけに重要なポイントです。

こんな人にGR300をすすめたい

シムレーシングの入門にちょうどいい構成を探している人、デスクマウント運用に限界を感じてきた人、ブラック・ホワイトの2カラーから部屋の雰囲気に合わせて選びたい人には特に刺さる製品だと思います。

逆に、すでにFanatecやSimuCubeのハイエンドホイールを使っていて、フレームだけ乗り換えたいという上級者にも、互換性の広さは一つの選択肢になり得ます。

まとめ:GR300で「ちゃんとやる環境」を作る

シムレーシングを本気でやろうとしたとき、機材への投資を惜しむと結局「あのとき買っておけばよかった」という後悔につながりやすいジャンルです。GR300のように59,800円からスチールフレームのコックピットが選べるようになってきたことは、入門コストの面でも大きな前進だと感じます。

コックピット本体、モニターマウント、ホイール&ペダルセット、キーボードトレイ、フロアマットと、必要なものが一通りそろう構成が国内でまとめて展開されるのは、セットアップの手間を省く意味でも助かります。

「そろそろちゃんと組もうか」と考え始めているなら、GR300はかなり現実的な選択肢の一つです。製品の詳細はアスク公式サイトで確認できます。

▶ GR300シリーズ製品情報(アスク公式)

THERMALTAKE|サーマルテイク GR300 Cockpits Black GSC-R30-CPASBB-01

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FAQ

Q. GR300はLogicoolのG29やG923と互換性がありますか?

発表情報によると、Logicool、Fanatec、Thrustmasterなど主要ブランドのシムレーシング製品に幅広く対応しています。G29やG923はLogicoolのエントリー〜ミドルクラスホイールのため、対応している可能性が高いですが、詳細はアスク公式サイトや販売店での確認をおすすめします。

Q. GR300のシートは大柄な体型でも使えますか?

PVC製のレーシングシートで前後スライドとリクライニングに対応しています。耐荷重などの詳細スペックはアスク公式サイトに掲載される予定ですので、購入前に確認してみてください。

Q. ブラックとホワイトで価格差はありますか?

発表では両カラーとも「各色59,800円前後(税込)」とされており、カラーによる価格差はないようです。

Q. G6 Direct Drive Racing Wheelは他のコックピットでも使えますか?

GR300専用に設計されたオプションですが、ダイレクトドライブホイール自体の汎用性については公式情報での確認が必要です。

Q. オプションだけ別で購入できますか?

モニターマウント、キーボードトレイ、フロアマットはGR300本体とは別に購入できる設定になっています。本体を持っていなくても単体で入手できるかどうかは販売店に確認してみてください。

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