EVO Japan 2026が、2026年5月1日(金)から3日(日)にかけて東京ビッグサイト 東1〜3ホールで開催されます。
格闘ゲームの祭典として毎年注目を集めるこのイベントが、今年もいよいよ目の前まで迫ってきました。今回は全12タイトルへの拡大、チケット体系の刷新、来場体験の大幅アップグレードと、前回大会からの変更点が目白押しです。
そしてもうひとつ、バーチャルライバーコミュニティに向けた新しい取り組みとして「レバテック VRoad ~Virtual Road to EVO Japan~」という大会が4月25日に開催されることも発表されました。配信者が格ゲーのトーナメントシーンに本格参戦する、なかなか見ない取り組みで個人的にもかなり気になっています。
この記事では、EVO Japan 2026の全体像とVRoad大会の詳細を整理してお届けします。
EVO Japan 2026とは——世界最大級の格闘ゲームイベントが日本で
EVO(Evolution Championship Series)は、アメリカの大学の一室からスタートし、現在ではラスベガスを中心に毎年開催される世界最大かつ最も長い歴史を持つ格闘ゲームトーナメントです。
そのEVOが格闘ゲーム誕生の地・日本で開催してきたのがEVO Japanです。世界中の強豪が一堂に集まり、オープントーナメント形式で誰でも参加できるというスタイルが格闘ゲームコミュニティ(FGC)から強く支持されています。
前回の「EVO Japan 2025」では、エントリー数9,875件・延べ来場者数30,000人を記録し、どちらも過去最多を更新。公式配信の総視聴回数は2,200万回に達し、参加国数は65カ国を超えました。14言語のミラー配信も展開され、国内外のFGCシーンにおける存在感は年々増しています。
なお、EVOシリーズは近年グローバル展開をさらに加速させており、2025年10月には欧州初となる「Evo France」がフランス・ニースで実施され、2027年にはシンガポールへの拡大も予定されています。
EVO Japan 2026の注目ポイント——前回大会からの主な変更点
トーナメントラインナップが全12タイトルに拡大
今回からEVO本家と同じ制度を導入し、フィーチャータイトルが増加。公式サイトで確認できる出場タイトルは以下のとおりです。
| # | タイトル |
|---|---|
| 1 | STREET FIGHTER 6 |
| 2 | TEKKEN 8 |
| 3 | FATAL FURY: City of the Wolves |
| 4 | Guilty Gear -Strive- |
| 5 | Granblue Fantasy Versus: Rising |
| 6 | THE KING OF FIGHTERS XV |
| 7 | Melty Blood: Type Lumina |
| 8 | Under Night In-Birth 2 [Sys:Celes] |
| 9 | 2XKO |
| 10 | Vampire Savior |
| 11 | 北斗の拳(Hokuto no Ken) |
| 12 | VIRTUA FIGHTER 5 R.E.V.O. WORLD STAGE |
最新作から長く愛されてきた名作、コミュニティの支持が厚いタイトルまでバランスよく揃っています。北斗の拳とVirtua Fighter 5という渋いラインナップが並んでいるのも、日本開催ならではというか、FGCの歴史の深さを感じさせますね。
チケット・エントリー体系がアップデート
大会への参加には3日通し券が必須となり、タイトルごとのエントリーフィーは1タイトルにつき1,000円という購入方式になりました。早期割引(アーリーバード)やレイトチケットなど段階的な価格設計は前回から継続されています。
| チケット種別 | 価格 |
|---|---|
| 入場チケット(3日通し券) | 12,000円 |
| 入場チケット(1日券) | 4,000円 |
| プレミアムエリアパス(Day 3) | 2,500円 |
| プラチナエリアパス | 18,000円 |
| エントリーフィー(1タイトルにつき) | 1,000円 |
さらにラミネート加工を施したタイトルとのコラボパスも登場予定とのこと。観戦・参加体験の両面でアップグレードが図られています。
来場体験が大幅拡張——”EVO LAND”として生まれ変わる
EVO Japan 2026では、プレイヤーはもちろん観戦専門の方やビギナーまで、格闘ゲームに興味を持つ誰もが楽しめる”EVO LAND”として体験コーナーが一新されます。
注目の新設エリアをまとめると、本番と同じ環境で練習や野試合ができる「Free Play Area」、持参機材で小規模イベントも開ける「BYOC(Bring Your Own Console)エリア」、プロチームや選手と交流できる専用エリア(初登場)など、今まで以上に”参加できる場”が増えています。
アケコンの当日トラブルに備えたデバイス修理サービスの拡張も予定されているのは地味にありがたい。遠征勢には特に朗報ではないでしょうか。
さらに、バリエーション豊かなアーケード筐体が並ぶアーケードエリアには、Evo USにはないクラシック筐体も登場予定。EVO伝統の「アケコンミュージアム」(歴代アケコン展示)に加え、各パブリッシャーの歴代タイトルアートワーク展も開催されるなど、格闘ゲームの歴史を”知る・感じる”体験も充実します。
バーチャルライバー限定大会「レバテック VRoad」とは
今回の発表でとりわけ目を引いたのが、レバテック株式会社との共同企画として実施されるバーチャルライバー向けのプレ大会「レバテック VRoad ~Virtual Road to EVO Japan~」です。
EVO Japanではこれまでも「EVO Japan CHALLENGE」を通じて地方や海外の隠れた才能を発掘し、大会参加を支援してきました。VRoadはその延長線上にある新たな取り組みで、バーチャルアバターでの対戦ブースを会場内に設け、ライバーが本選と同じ環境で対戦できるスペースを提供するというものです。
ただしそのブース使用権を得られるのは、VRoad大会で優秀な成績を残したライバーのみ。まずはオンラインで腕前を証明して、EVO Japan本会場でアバター越しに対戦する——という流れになっています。
大会概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年4月25日(土)10:00〜18:00 |
| 形式 | オンライン |
| 使用タイトル | ストリートファイター6 |
| 進行方式 | ダブルエリミネーション(トップ3まではBO3、トップ3はBO5) |
| 会場獲得枠数 | 各トーナメント上位2枠、合計6枠 |
| ルール準拠 | EVO Japan 2026公式ルール |
参加できるのはどんなライバー?
VRoadへの参加にはいくつかの条件があります。
まず、アバター配信でのストリートファイター6プレイ経験があり、日常的にアバター配信をしていることがアーカイブ等で確認できることが必要です。登録者数についても、YouTube・Twitch・その他配信プラットフォーム単体で1,000人以上という基準が設けられています。
また、レート帯によってトーナメントが3つに分かれています。
| トーナメント名 | 対象MR(マスターレート) | 定員 |
|---|---|---|
| ホープトーナメント | MR 1,599以下 | 128名 |
| コアトーナメント | MR 1,600以上 1,799以下 | 128名 |
| エリートトーナメント | MR 1,800以上 | 128名 |
MR1,800以上ともなれば相当なガチ勢です。格ゲーの腕前に自信のあるライバーにとっては、EVO Japan会場でアバターで対戦できるという体験はかなり貴重な機会になるはずです。
なお、応募フォームと応募期間は公式X(@evojapan_info)にて近日中に案内される予定です。
EVO Japan本会場でのオフライン対戦会は5月1日(金)と5月2日(土)に東京ビッグサイトで実施されます。機材など対戦に必要な環境はEVO Japan 2026実行委員会が提供します。
EVO Japan 2026 開催概要まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | EVO Japan 2026 presented by レバテック |
| 会期 | 2026年5月1日(金)〜3日(日) |
| 会場 | 東京ビッグサイト 東1〜3ホール |
| 主催 | EVO Japan 2026実行委員会 |
| 公式サイト | https://www.evojapan.gg/ |
| 公式X | @evojapan_info |
| エントリー | 公式サイトより |
まとめ

EVO Japan 2026は、規模・体験・コミュニティ参加の間口すべてにおいて前回大会から大きく進化した内容になっています。
12タイトルへの拡大によって格闘ゲームシーン全体を包み込む大会になりつつあるのはもちろん、Free Play AreaやBYOCエリアの新設によって「観るだけ」から「参加する」へのハードルが下がったのは素直にうれしいポイントです。
そして「レバテック VRoad」のようにバーチャルライバーコミュニティをEVO Japanに接続しようとする試みは、FGCの裾野を広げるという意味でも面白い方向性だと感じています。格ゲーとVTuberシーンの交差点、どんな化学反応が起きるか注目したいです。
5月1日〜3日、東京ビッグサイトへ。現地でお会いしましょう。
よくある質問(FAQ)
EVO Japan 2026はいつ、どこで開催されますか?
2026年5月1日(金)から3日(日)にかけて、東京ビッグサイト 東1〜3ホールで開催されます。
大会に参加するにはどうすればいいですか?
入場チケット(3日通し券・12,000円)の購入が必須です。競技参加には別途エントリーフィー(1タイトルにつき1,000円)が必要です。エントリーは公式サイト(https://www.evojapan.gg/)から行えます。
「レバテック VRoad」とは何ですか?
EVO Japan 2026会場内のアバター対戦ブース使用権をかけたバーチャルライバー限定のオンライン大会です。4月25日(土)にストリートファイター6で開催され、成績優秀者がEVO Japan本会場でアバター越しに対戦できる機会を得られます。
VRoadへの参加条件は?
アバター配信でのストリートファイター6プレイ実績があること、配信プラットフォーム単体の登録者数が1,000人以上であること、2026年5月1日時点で15歳以上かつ日本国内在住であることなどが必要です。詳細は公式X(@evojapan_info)の告知をご確認ください。
観戦だけでも楽しめますか?
もちろんです。今回は”EVO LAND”として体験コーナーが大幅に強化されており、Free Play Area・BYOCエリア・アーケードエリア・アケコンミュージアムなど、試合観戦以外の楽しみも充実しています。


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